ストレスによる肩こりについて

大阪福島のオステオパシー治療院TIDEの大野です。

今回も肩こりに関する事についてお話をさせていただきます。

■ストレス溜まってますか?

これは現代病とも言えるでしょうか。人は日々多くのストレスを感じながら生活を送っていると思います。

仕事、人付き合い、家庭の事情、子育て、勉強、期待からの重圧などなど、、、人によって内容は違いますし、受け取り方も人それぞれです。

これらが発散されることなく溜まっていくことにより身体の反応として肩こりや腰痛などが出ることがあります。

■見逃されにくい問題

こういった心理的な問題というのは内面的な問題なので数値化できないということから、原因の一つとして見逃されにくい事ではないでしょうか。

例えば・・・病院などの画像検査では異常がないのになぜ辛い症状がでるのか→心療内科でお薬を処方され、服用しているが治らない。

このように対処療法的な事をしているのに改善しないというケースを私はたくさん聞く事があります。

最近は整形外科に通院する腰痛患者の8割が整形領域では改善しない問題を抱えているとの研究結果もあります。

まずはこのような身体の仕組みを自分で理解する事から始める必要があるように感じます。

■身体と心は繋がっている。

「病は気から」という言葉は多くの方が聞いたことがあると思います。

まさに身体と心の相互関係性が非常に重要であるということを示しています。

しかし、このことを受け止めて生活している人はどれくらいいるでしょうか。

特に代替医療を志す方々は実際の経験からこのことを知っています。最近はお医者さんの中でも重要性を訴える方がいらっしゃるということは非常に嬉しい事です。

私の経験ではいくら肉体的な施術をしたとしても心理的要因が改善されない方の多くの方が、まだ治らないという気持ちを持ち続けているように思います。

■自分の認識を広げるということ

そのような時、私は患者さんとよくお話をします。

実際の身体の状態に加え、更に良い状態へと向かうためにはもっと本人さんの認識を広げる必要性があるためです。

・身体の仕組みのおさらい

・何かに固執している感情がないか。

・施術すれば治るという考え方がないか。

・生活の中で実践できる事は何か。等

このような事を考慮しながら治癒力を妨げている何かを気づいてもらえるように考えていきます。

■私の仕事は健康のサポートです

私ができること、それはあくまでもサポート役だということをご理解ください。

もちろん痛みや症状、お悩み解決に向けて尽力します。そこで更に重要な事はそれを受け取る患者さんの思考です。

身体の状態を良くしていくことでその方の土台となる受け皿が広くなり、症状軽減やストレスの軽減に繋がります。そうなると気持ち的にも楽になり連続的に症状が改善されるケースもあるのです。

一概には言えない事もありますが、なかなか治らない症状をお持ちの方はこういったことを参考にしていただけると新たなステップを踏むきっかけになるかもしれません。

 

■まとめ

肩こり自体の内容が薄くなってしまいましたが、今回の事が肩こりと関係するということは大いにあるということを知っていただけるだけでいいと思います。

最後になりましたが、オステオパシーは身体と心に対応することができる技術があります。

他の治療で治らなかった方へ、辛い症状の改善の一助となることができれば幸いです。