こんにちは。
大阪市福島のオステオパシー治療院TIDEの大野です。
先日出席してきました、講演会の報告です。
ホロン講座年次講演
講演者:長谷川博一(はせがわひろかず)先生
一般社団法人こころぎふ臨床心理センターセンター長。
東海学院大学元教授。
プロフィール
1959年、愛知県生まれ。
東海学院大学人間関係学部心理学科・大学院人間関係学研究科臨床心理学科専攻教授。臨床心理士。専門分野は心理療法、虐待、犯罪心理、青少年問題、人格障害。
親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」などを主宰。
不登校児童へのメンタルフレンド派遣、多くの刑事事件における被告の精神鑑定やカウンセリングを行う。著名人のカウンセラーとしても活躍。
講演の前半はホロン柳本歯科クリニックの柳本先生による
「ホロン的口腔歯科による人間力の復活~歯・体・心・魂の繋がりをみる~」
全国でも類を見ない柳本先生のホロン治療について、いつもさながらの素晴らしい内容の講演でありました。
後半は長谷川先生の
「症状や問題」は「助けて!」の心の叫び~心の深みへのまなざし~
臨床の中で直面する様々な「心の叫び」を発表してくださり、臨床心理士の先生が日頃どのような臨床に立ち合っておられるかというのがスライドの絵や写真から読み取ることができました。
私がおっしゃっていた「病気というより、個性として向き合う事が大事」という言葉が印象に残っており、私の臨床にも生かそうと感じました。
先生の多くの症例から読み取れたのは、人の感情の複雑さ、幼少期の体験というのは強い固着が生じるということ、家庭環境の大事さ、体と心の繋がりは非常に密接だということ。
非常に貴重なお話を聞く事ができ、とても充実した講演内容でした。
ホロン柳本歯科クリニックの先生はじめスタッフの皆様ありがとうございました。
さっそく長谷川先生の本も読んでみようと思ってます。