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オステオパシーによる健康「心因性トラウマについて」

こんにちは。

大阪市福島区のオステオパシー治療院TIDEです。

 

今回は以前書いた「トラウマ」の物理的トラウマに続いて、心因性のトラウマについて書きます。

 

これらは一般的に軽視されやすい分野かもしれません。

身体と心の繋がりについては、身体の内部の変化のためはっきりと分からないことや、精神的な病気に対して抵抗感がある、またはそもそも身体と心の繋がりについて考えない、自分の感情と向き合うことを拒否しているなどさまざまです。

 

身体と心の繋がりは決して軽視できることではありません。

物理的トラウマは主に外傷が原因であることから、比較的原因の場所がはっきり特定しやすいですが、心因性トラウマは外傷がないため、普通に生活している中で急に症状が出てくることがあります。

たとえば今までに経験したことのないショックな出来事があったり、長年続く葛藤などがあった場合、人は悲観のパターンにはいりこんでしまう。

発散しようと思っていてもなかなか抜け出せずに知らず知らず、身体のどこかに障害を作ってしまうという感じです。

 

伝説のオステオパスである(※オステオパスとはオステオパシーを施す術者のことをいう)ロバート・フルフォード博士は 「悲観にくれることがなぜそれほど有害なのか?なぜなら、そうした心理パターンが神経系のなかに特定の想念の回路をつくりあげ、それが全身の複雑な生理作用に影響するからだ。その害作用は胃痙攣から白内障まで、いろいろな症候群となって、からだの任意のところにあらわれる。」

 

と述べ 彼はそのような身体のシステムを

 

「巨大なドミノ倒しに似ている」

 

と表現しています。

このように心因性のパターンはなにかしら身体に影響を及ぼしています。

もしショックを大小に分けるなら、小さいことはなんとか自分で消化できたとしても、大きな問題の場合、悲観に暮れて時間が解決してくれたと思っていても無意識化に想念を身体にため込んでしまい、あたかも解決したと感じることが起こっている可能性があります。

長期的な問題や子供のころの経験(子供は外部の状況に敏感で順応性が高い傾向にあるため)はなおさらだということが想像できると思います。

そうした心因性の障害が元で他の部位に影響を及ぼしてしまうということです。

オステオパシーではこのような心因性トラウマに着目し治療にあたります。

主に脳や胸部で強く起こりやすい感情によるスパズムから全身に投影された障害を探し出し、それらに着目して施術にあたります。

それらはほとんどの方が無意識であり、症状もない場所の為見落とされやすいですが、解放された時のすがすがしさは今まで経験したことのない感覚になると思います。(私自身の感想です)

 

この治療はあなたにとって初めての経験になると思いますし、より確信に迫ることができると思います。

 

~まとめ~

・身体と心は繋がっている。

・経験したショックや長期的な葛藤などにより身体に障害をつくることがあり、症状の起源と関係している可能性がある。

・心因性トラウマは根本治療には欠かすことのできない治療であるといえます。

 

難しい話が続いてしまいましたが、 このような知識を知っておくだけでも、患者さんにとって悩みの改善策のヒントやポジティブな発想になる機会になればと思います。

その中で当院に足を運んでいただけることがあった時、説明がすんなりと頭に入っていくと思います。

話の理解が早いとこちらも大変助かりますしより治療に集中できます。結果的に患者さんの為になることは良いことだと思います。その上で気になることがあれば聞いてみてください。

私が知る限りお伝えしたいと思います。

当ブログで紹介するオステオパシーの治療理論により 、病院などで原因不明や長い間抱えている辛い症状をお持ちの患者さんにとって、新たな代替医療の選択肢として認識していただけたら幸いです。

 

 

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