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2018年6月インターナショナルシンポジウム&セミナー参加報告

The 35th International Symposium on Traditional Osteopathy in Montreal

 

今年も行ってまいりました。

「オステオパシー探求の旅」inカナダ、モントリオール!!

 

年に一度のシンポジウムとワークショップに参加するべくグループメンバーと共に参加してきました。

個人的には今回はモントリオール校へ2度目の訪問です。

国際的な研究発表会、ワークショップ、卒業パーティー、治療見学&体験会など行事が目白押しなだけあって今回も世界各国からドクターや受講生が集い、盛り上がりをみせていました。

 

 

パーティー集合写真。

 

 

しっかりと勉強させていただきました。

 

 

 

カンファレンスでは伝統かつ先進的なオステオパシーの研究、更に各分野(解剖学、胎生学、小児科、スポーツ等)の世界各国で貢献されている臨床発表などを聞くことができました。

 

ワークショップでは臨床に則した理論、テクニックなどこれまでの復習ができた部分もあり、また、新たな内容も多く得ることができました。

 

 

海外への研修は私にとって特別なものがあります。

現地で学ぶから余計に意欲が増します。雰囲気も大事ですね。

世界で活躍しているオステオパスを間近で感じる事で驚きや発見があります。

その土地の文化や習慣を知ることで普段出来ない人生経験ができます。

言葉で言い表すことのできない「感覚」を得る事ができます。なによりこれが一番大きいと思いますね。

 

 

中でもセミナー中に実技を実習していく中でアメリカのオステオパスから良い事を学べました。素晴らしいオステオパスだと思いました。それはテクニック云々ではなく、その人の人間性というか、穏やかさによって体も心も治療されていく様な感覚でした。

オステオパシーでは身体のみならず内面にもアプローチしていく方法論があります。そもそもそれ自体が切り離すことはできないのですが、その両面が良いバランスで治療が進んでいくのが分かりました。長旅疲れが瞬時に飛ぶような爽快感でした。

 

 

 

 

 

 

現地のオステオパスとも交流出来て有意義に過ごすこともできました。

大勢の日本人を受け入れてくださり、本当に感謝でした。

 

今回もこのように長期の海外研修に行かせていただいた患者さんに感謝の気持ちでいっぱいです。前後の調整などご協力いただきありがとうございました。期間中も「いってらっしゃい!」「気を付けて。」などメールなどでお気遣いの言葉をいただきとても背中を押してもらえました。

 

このような機会を通して、心からオステオパシーをしていて良かったなと思いますし、これからも研鑽を続けていきたいと思います。

皆さまに更により良い治療をご提供できるように。

「進化」を続けていきます。

 

 

最後に、長期的に家庭を離れて学びに行かせてくれる家族にもこの場を借りて感謝します。

「いつもありがとう。」

Fulcrum Osteopathy Study Group主催セミナー報告

オステオパシー治療院TIDEの大野です。  

 

別サイトなどでは掲載しておりますが改めてこちらでも自身の参加しているグループや現在の活動について書こうと思います。  

 

現在私が所属しているスタディグループ(F.O.S.G)がスタートして約3年が経ちます。

F.O.S.Gは西山正洋代表のもとに結成しました。当初から毎月開催される長期コースのメンバーとして参加させていただいてます。テクニックはもちろんですが、研究発表や臨床発表も交え、自らが考え実践することとその感覚をメンバーと共有するという事も大事にしています。

 

これまでの期間で西山代表主導により海外講師を日本へお招きしてセミナー受講したり、海外へ研修に行く事もでき、オステオパシーを学ぶ上で最高の環境を提供いただいてます。    

 

 

個人的に本年度から西山代表が講師を務めるFOSG主催セミナーにテーブルトレーナーとして参加させていただいています。テーブルトレーナーというのは講師の補佐役で、主に実技中に受講生が正しく操作できているか、テクニックの内容を理解しより感覚を明確にできているかを確認しながら助言・補助をする役割です。  

 

 

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F.O.S.G代表 西山先生

 

セミナーテーマ

【Fulcrumの概念と臨床への適用Ⅰ】

【Fulcrumの概念と臨床への適用Ⅱ】

(それぞれ別日で開催しています)

 

このセミナーの目的は「1.効果がある事、2.再現性がある事、3.共有できる事、を前提とし参加者が理解し自ら考える事の出来る理論と感覚を提供する。」これらを踏まえテクニックや理論をいかに人間の身体に適応させ構造と機能の統合を図るかということです。   まずFasciaの連続性を細胞レベルまで探求し、ビジュアル化します。それにより実技において組織へのコンタクトの領域が明確になりパルペーション(触診)の質の向上を図ります。

 

そしてFulcrumの概念を学ぶ事により患者の内在する力“ポテンシー”に働きかけ、バイオダイナミックフォースの力を表出させることができるのかについて理解し段階的に実践していきます。(一部セミナー案内から抜粋)  

 

 

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セミナー風景

 

 

私はオステオパシーを学び始めた頃、テクニックを求めそしてそれを臨床に使うというパッケージされた施術内容を行っていた時期がありました。当時は患者さんによって効果の差が大きかったことが悩みでした。しかしFulcrumを学ぶ中で人は過去の履歴によってそれぞれ違う問題がありそれに対応する事が必要だと学びました。

Fulcrumの概念は正にその個人の力に対し働きかけることのできる中心要素であると確信しています。そして今では多くのテクニックを探究するという事より、一人一人の患者さんの“生命の力”と共に施術を行うことで建設的な施術が可能になりました。    

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北海道から鹿児島まで全国から参加者が集う

 

各セミナーへ全国各地から受講生が集い、熱心に講義を受ける受講生に対してこちらも指導に気合いが入ります。実際にセミナー中にほとんどの受講生は“生命の力”の表出を体感しその力強いエネルギーに驚きを感じると共に自身の求めている目標を明確にするきっかけになっていることと感じます。    

 

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「どこから治療を始めるのか、そしてどこまで治療すればよいのか」これは我々施術者にとって大きな課題です。このセミナーがその答えに近づくきっかけになり、更にはテクニックの応用、臨床における効果向上の後押しをしてくれると感じています。  

そしてそれは患者さんが我々施術者に対し求めていることだとも思います。我々はそれに真摯に向き合いこれからも日々研鑽していきたいと思います。  

 

少し難しい内容にもなりましたがセミナーと自身の活動報告でした。

4/2開催【親子の食育セミナー】

当院において食に関するセミナー(ちびまるしぇ店主による)と子供のための健康診断会(相談会)を開催いたします。
当日はお野菜なども店頭に並びますのでお気軽に足をお運びください。

 

日時:2016.4.2(土)

開催場所:オステオパシー治療院TIDE

【11:00~12:00】 食育セミナー

【13:00~15:00】 オステオパシーによる子供健康相談会

○参加費無料・申込み不要

○当日飛び込みOK

 

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※オステオパシーの相談会は予約優先制、受付人数に限りがありますのであらかじめご了承ください。

事前のお問い合わせ可。