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大阪福島のオステオパシー治療院TIDEの院長大野です。
今回の子宮内膜症という診断名は非常に多い相談内容ですのでお話させていただきたいと思います。
来院のきっかけとなる症状は人それぞれではありますが、問診票の「既往歴」を記入する欄に子宮内膜症(または子宮筋腫、卵巣嚢腫)の診断を受けたことがあるという方は非常に多いです。
よく話を聞いていると、お薬又は漢方を服用中であるとか、手術を受けられたという方、それにより状態が良くなる方もいらっしゃいますがそうでない方が圧倒的に多く見受けられます。
以前の月経前症候群の記事にも似たような事を書きましたが生殖器系の問題が身体全身に影響を及ぼす事は十分にあり得ることです。
オステオパシー的に身体を診ていくと機能障害を起こしている部位と、少なからず生殖器系の関連が見られることが多いです。もしくは一番の問題が生殖器系にあることもしばしばです。
その場合は主症状が肩こりや頭痛である方もまずは骨盤周囲、もしくは骨盤内臓の施術から行っていくという流れになります。
検査結果により肩こりは肩の筋肉をほぐすだけでは改善しないということが言えます。(肩周囲の筋肉の問題もあることはあります)
また、無理に強い圧で押したり揉んだりすることで余計に凝りが強く、症状も憎悪してしまうケースもありますので注意が必要です。
内臓や関連のある部位からじっくりと改善していくことが必要と言えます。
このようにオステオパシーは身体全体から問題解決のお手伝いをしていきます。
結果的に生活習慣が関係してくることも多いので、その原因となっている行動や癖を注意していくことが意識できるようになり、より長期的な改善も見込めると考えています。
実際に患者さんから「以前は絶対に凝りがひどくなるはずなのに今は大丈夫」といった声はよく聞きます。
このように身体の調整と生活で改めるべき注意点を意識することで症状は変える事ができるということです。
あなたは十分に深呼吸ができますか?
私の臨床経験では、多くの方は呼吸が浅くなっているということがいえます。
呼吸は人間にとって必要不可欠です。しかし無意識に行っているためあまり注意するということが少ない様に思います。
まずは普段の生活の中に深呼吸を取り入れてみてください。
特にデスクワークや仕事に没頭している時は胸郭が狭くなっていることが多く、呼吸が浅くなりがちです。そんなとき深呼吸してリセットします。
仕事やプライベートでも何かに行きずまっている時、その大きな呼吸で新たな思考・ヒントが浮かんでくることもあるかもしれません。
こんにちは。
オステオパシー治療院TIDEの大野です。
実はコラムも書いていますのでこちらも是非ご覧ください。
よろしくお願いします。
オステオパシー治療院TIDEの大野です。
10月の休診日・開診日のご案内です。
■休診日
10/11(日)、12日(月)
10/24(土)~27(火)
10/31(土)
■日曜開診日
10/18(日)
詳しくはカレンダにてご覧いただけます。
今月は休診日が多くなり申し訳ありませんが、事前のご予約をお願い致します。
よろしくお願いいたします。
こんにちは。
オステオパシー治療院TIDEの大野です。
今日は「患者さんから頂いた声」からオステオパシーによる身体の変化がどのような経過を辿るかについて書きます。
症状:長年の頭痛、生理時の不調(生理痛、腰、腹部痛、周期不順)
ご感想本文:今日は自分の体の変化に気付けたのでお伝えさせていただきます。
一つは頭痛です。今月に入ってから少しマシになってきています。痛くて我慢できないという痛みはないのでお薬も飲まずに過ごせています。大体いつも目が覚めた瞬間が一番痛くて後はだらだら痛みが続いている感じなんです。
それが今朝は目が覚めたとき痛くなかったのでびっくりしました。5分後からはいつもの痛みになってしまいましたが数か月ぶりだったのでベッドの中で驚いていました。
もう一つは生理痛です。いつも腰がだるくてお腹が痛いので痛み止めを飲んでいます。お薬を飲まなかったら、サーっと血の気が引くような痛みがあります。その痛みと戦うかお薬を飲むか、毎月そんな選択でした。先月もそんな感じだったのですが、今日お薬を飲まなくても大丈夫でした。だるくないし、痛くないです。こんな事ここ何年か味わったことなかったので驚いています。
周期も先月から28日周期できています。先月はたまたまかと思っていましたが今月もきっちり28日周期できたので驚きです。
いつも3~10日前後するのが当たり前だったのでそれが普通だと思っていたのでこの2か月はきちんときて嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
まずは貴重なご意見をいただきありがとうございます。
この方は初診から約二か月の間、約2週間に一度のペースで来院されています。
初診当初、第一呼吸システムの制限が強く身体の変化が小さい状況でした。
このような場合でも、症状の部位に捉われることなく機能の低下が起こっている部位にしっかり働きかけ、確実に一つ一つ問題を解決していく事が重要になってきます。
まず注目した一つ目は左半身の垂直ストレインでした。
この方の場合、何かの外力による左半身の強力な垂直方向にかかる圧により第一次呼吸システムに強い影響を与えていたことが分かりました。
そして二つ目は世代間の問題
特に臓器に対して強力な制限があり複数回の施術でようやく機能の改善がみられました。
このような点に留意しながら施術を進めていき、身体の変化を随時観察していきます。
そしてこのような事を続けること数回、施術終了時、確実に身体の中でエネルギーが循環し始めたたことを確認しました。私はこの時「もう大丈夫」という感覚を得ました。
この時は患者さん自身の感覚としては「良くなった」という感じは得られていなかった様子でしたが、それから後にこのような感想をいただきました。
このような実感というのは身体のサインであり変化の証です。よい実感を得るということは心理的にもいい影響を与えるので非常に貴重な経験になられたと思います。施術者としてこのようなお声をいただくのは非常に嬉しい事です。これからも更にいい実感を得ていただく為に見守っていきたいと思います。
日本でのオステオパシーはまだまだ認知度が低く、多くの方にこのような体験をされている方がいるということを知っていただきたいと思っています。特に今回の方のようなお薬を手放せない方も、諦めずに希望を持って頂きたいと思っています。
一人でも多くに方のお手伝いが出来ることを願っています。
こんにちは。
オステオパシー治療院TIDEの大野です。
暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になりましたが昼夜の気温差により体調を崩されないようにお気をつけください。
【今月の休診日のお知らせ】
9/20(日).21(月)
9/28(月).29(火)
上記は研修等により休診いたします。
詳しくはカレンダーにてご確認いただけます。
【祝日・日曜開診日】
9/22(火).9/23(水).
9/27(日)
上記は開診日となっております。
※日曜・祝日のご予約はお早めに!
■ご予約はこちらから
よろしくお願いします。
オステオパシー治療院TIDEの大野です。
暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
8月は長期的な研修会に参加の為、下記の日程を休診いたします。
期間中電話受付なし。フォームによるお問い合わせには対応しております。
それに伴いまして30日を除く日曜日、お盆期間は休まず診療を行っておりますのでよろしくお願いいたします。
詳しくはカレンダーにてご確認ください。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが休診日前後への来院調整をよろしくお願いいたします。
また、今回の研修会は特別講師による貴重な研修内容です。素晴らしい知識や技術を学べる喜びと、それを多くの方に還元出来るよう今後とも磨き続けていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
オステオパシー治療院TIDEの大野正晶です。
本日嬉しい報告をいただいたのでとにかく書き留めておこうと思いました。
それは、お二組の方々からのお子様ご出産報告です。
オステオパシーの実践者として微力ではありますが少なからず関わらせていただいたお二人でしたので、自分の事のように嬉しく思いました。
それも同日になるなんて思ってもいなかった。
とても幸せな気分をいただきました。
お疲れ様でした。今はゆっくりおやすみください。
ご家族の方々、ご出産本当におめでとうございます。
とにかく書き留めておこうブログでした。
こちらではオステオパシーの歴史等をお話します。
オステオパシーの語源なども踏まえ、どういった成り立ちで今日まで受け継がれてきたか、そういったことを知っていただくことでオステオパシーの魅力を知っていただければ幸いです。
オステオパシー(osteopathy)とは、1874年にA.T.スティルというアメリカ人医師によって創始された自然医学です。
スティル博士は評判の良い田舎のお医者さんでした。産婦人科氏であり外科医でもありました。1864年、当時アメリカの南部で流行していた髄膜炎によりたくさんの方が亡くなり、自身も3人の子供を亡くすという悲劇を経験しました。どうしてこんなことが自分の身に起こったのだろうと思い、また当時の手厚い看護と医療を受けたにも関わらず助からない人々がいる一方で、医療や看護を受けることもままならない人々が回復していく事実に疑問を抱き、人体に対する独自の研究を始めていきます。自然科学をはじめ解剖学、生理学、病理学、そして伝統的なインディアンの医学など広範囲の科学を徹底的に学び直し、人体を人間をあらゆる角度から研究しました。
そこでスティル博士が少しずつ分かってきたことは、今までの医学とは違う考え方でした。つまり対処療法が現代の医学だとしたら、博士が着目したのは「なぜその症状が現れたのか」という点でした。
そして約10年後の1874年6月22日にスティル博士は世にオステオパシーを発表しました。
その時以下の4つの考え方を提唱しました。
①身体全体を診る必要がある。(つまり何が原因で病が起こるのか、そして何が原因で全体性が治るのか。相互関係の重要性)
②身体は一つのユニットである。(身体の中の全てのものは繋がっている)
③血管、リンパ系の重要性。(全ての血液はいかなる時も、全ての部分から部分、全ての器官から器官へと流れていなければならない)
④身体は自動調整システムを有している。(すなわち身体は自然と戻ろうとしている、バランスをとろうとしているということ)
スティル博士の言葉
「オステオパスは症状を扱うのではなく、原因を扱わなければならない。症状は原因が調整されれば消失する」
「問題を探して治療しなさい。そうすればあとは身体がやってくれる」
しかし、この考え方は当時の医学界からは強い抵抗に合い、受け入れられる事はありませんでした。それでもスティル博士は自分の信念を貫き通し、全米をこのオステオパシーにより治療して周りました。当時の記録には、筋骨格系の症状のみならず伝染病や内臓疾患にも驚くほどの効果があったと記されています。
1892年にはカークスビルに最初のオステオパシーの学校(American School of Osteopathy)が設立され、現在も“A.T.STILL UNIVERSITY”として存在しています。また現在オステオパシーはアメリカでは医学として公認されており医師として手術や投薬など全ての医療行為が許されています。
今ではアメリカに29校のオステオパシー医科大学が設立され、ヨーロッパ諸国やロシアやカナダ、オーストラリア等多くの国々においても、オステオパシーの教育や研究が盛んに行われ現在も発展し続けています。国家医療資格として認められている国も数多く存在し、多くの国々で普及され広まりを見せています。
その語源はギリシャ語の「骨」を意味するosteon(オステオン)と「病」を意味するpathos(パソス)からなる造語です。
このosteonとは、単に「骨」という意味だけではなく「生命体の構造」という意味を持っており、生きているものでなければosteonとは言いません。
つまりオステオパシーとはpathosの「病気、療法」という言葉を合わせ、「生命体の構造に対する療法」ということを意味しています。
「生命体の構造」というのは「骨」「筋肉」「内臓」「神経」「血管」など治療に関する全身の対象器官を指していますが、その中でも「骨の特性」を生かした治療法が多いことから「骨の性質を利用した療法」とも捉えることができます。これも単に骨に対する療法だけに留まらず、骨の性質を生かし、全身的に影響を波及しながら施術を行っています。
「オステオパシーは人体の各部位の構造、機能及び人体を構成する部品同士の関係に関する知識であり、人体が調和して働くことを妨げる全てのものに対し、調整及び矯正を行うために用いられる。」
院長の大野です。
先日行われたホロンクラブにてオステオパシーの紹介や説明を発表させていただく機会をいただきましたのでご紹介させていただきます。
上記の日程は研修会参加等により休診いたします。
その他休診日、日曜診療日等カレンダーをご参照ください。
フォームによるお問い合わせは随時受け付けております。
何卒ご理解の程よろしくお願い申しあげます。
院長 大野
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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