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国際シンポジウムに参加してきました。Part.1

オステオパシー治療院TIDEの大野です。

 

先日カナダのモントリオールで開催された第33回オステオパシー国際シンポジウムに参加してきました。ここでその報告を書きたいと思います。  

 

このシンポジウムはCollège d’Études Ostéopathiques(CEO)主催によるもので、モントリオール校の創設35周年を祝す記念すべき回でもありました。    

なお当シンポジウムは今年の1月に亡くなられた偉大なオステオパスViola M. Frymann D.O., FAAO に賛辞を呈する会でもあり、冒頭ではフライマン博士の動画が披露されました。当期間内で度々名前が挙がった彼女はこれまでのオステオパシー業界に(特に小児の分野)多大な功績を残された人物の一人と言えます。  

 

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(Dr. Viola M. Frymann D.O., FAAO に関するページは画像をクリック!)

 

 

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カンファレンス風景。

 

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Philippe Druelle, D.O.(Collège d’Études Ostéopathiques創始者であり世界に複数の大学を設立されている。オステオパシーの臨床、研究、国際的な教育者としても名高い。写真は以前国内で開催されたセミナーでの1ショット)

 

シンポジウムの日程はこちら

Conference day: June 3rd 2016 (2016.6.3 カンファレンス) Workshops: June 4th, 5th, 6th and 7th 2016 (2016.6.4~7 研修) Post-symposium day: June 8th 2016(2016.6.8 特別研修)

 

    まずはPhilippe Druelle,D.O.のオープニングスピーチから始まったカンファレンスは世界の名立たるオステオパスや科学研究者による臨床発表でした。

 

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オステオパシーの創始者  Andrew Taylor Still, M.D.D.O (1828-1917)

 

 

内容はカナダをはじめ、アメリカ、ロシア、イギリス、フランスのオステオパシー医師による臨床、研究発表や科学者による最新の科学的分析によるオステオパシーの有効性を示す多くの研究発表でした。オステオパシーの創始者Still博士やその弟子Sutherland博士の研究・考察が現在の科学により再立証され、更にその意志を受け継ぐ現代のオステオパシー医師により身体の研究が進みオステオパシーがもたらす体への良影響がどのようなものか実際にその研究者から聞く事が出来ました。     我々日本国内ではこのようなオステオパシーの科学的研究はされておらず、私の知る限り翻訳されている専門書でも記述がないような内容ばかりで関心が湧く内容の数々でした。  

 

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W.G.Sutherland,DO(頭蓋領域研究の第一人者)

 

その中でトリを飾った演説者がBernard Darraillans,D.Oです。盲目のオステオパスとして業界では超有名人です。

 

Bernard Darraillans,D.O
Bernard Darraillans,D.O

 

発表テーマ「医学分野に於ける感情の影響」 今日の医学を科学的、物理学的、遺伝的側面から振り返り、人体生命システムの中における心理・精神・思考・感情・魂など経験の主観的観点の重要性を具体化。

またオステオパシーの創始者または伝統的なオステオパスはその領域に対するアプローチを先駆的に行っていたという。    

Darraillans,D.Oの発表は人を引き込むような雰囲気があり会場全体が一体感を持つような不思議な感覚とスピーチもオステオパシーの本質的な内容で私の中では非常に印象に残っています。  

 

 

このような濃いカンファレンスでシンポジウム一日目が終了。翌日からは研修に入っていきます。この時点で我々はカナダ生活二日目です。時差ぼけと戦いながら、モントリオールの夜の街でジャンキーな料理を頂きます。  

Part.2へ続く・・・

 

                      国際シンポジウムに参加してきました。Part.2